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公立小学校でかかる費用
さぁ、ようやく幼稚園or保育園の高~い保育料から解放され、次は公立小学校へ入学!きっと相当家計が楽になるに違いない!(期待)
…果たして、ホントにそうなのでしょうか?
ここでは、入学準備~卒業までにどんな費用がかかるのか、実際にかかった費用を公開します。
公立小学校の入学準備品は細かい
何処でどんなレベルの何を買い揃えるかによって個人差の大きいところですが、我が家では兄弟ともこんな感じ。
【学習机】
ニ○リの組み合わせセットで一番シンプルなものを買い、約35,000円のものを買いました。所詮ニ○リ…モノはちゃちぃーですが大切に使えば12年間、いや、16年間だって使えるはず。
学習机ひとつにも、本来の用途をシッカリ自覚させ、使うルールをキチンと決めて徹底させるべきです。
…が、これができない家庭が非常に多い。学習机がそこらじゅうシールだらけになってしまうのも、オモチャ置き場になってしまうのも、そして、そこに向かう習慣が身に付かないのも、躾の問題です。そして残念ながら、それができていない人ほど、不都合な意見を全力で否定する傾向にあるという…(以下略)
【ランドセル】
男の子で特にコダワリがなくオーソドックスな黒でOKのなので、入学準備シーズン間際のギリギリまで待って安くなってきたところで購入。イ○ーヨー○ドーの処分セールで十分安くなっているうえ、キャンペーン期間につき商品券3,000円分ゲット!実質9,000円で購入しました。
いまどきのランドセルは安くても6年間十分もちますから、そんなに高級なものを買う必要はありません。長男は特に持ち物を大切に扱うので、6年間使ったランドセルも同じ使い方をすれば更に6年間余裕で使えそうなほどでした。
数千円~1万円違ったとしても品質的には大差のない物。安くても長もちさせることができます。そのためにも小さな頃から”物を大切にする”教育を徹底するのです。”子供なんだから乱暴に扱うのが当たり前!子供ってそーゆーモン!”ではありません。
とにかく、有名ブランドの高級ランドセルを買い与えるのも個人の自由ですが、それは”物を大切にする”という基礎があってこそ価値のある買い物ですよね(ランドセルに限らず…)。
【袋類】
手作り派、市販品を買う派、手芸屋さんなどに作ってもらう派とイロイロでしょう。手作りが正義でもありませんし、準備の方法はそれぞれで良いと思いますが、これもランドセル同様、一番大切なのはお子さんがモノを大切にするかどうか。また、キャラクターものの生地を使っている場合、可愛い(カッコイイ)はずがお友達とカブりまくって嫌になるor流行が去るor飽きるというパターンで長くは使えません。少し先のことまで考えながら準備しましょう。
…こういうのって、「個性的でステキなハズ♪」で付けた名前が集団に入ってみたら流行ネームでカブりまくり!同じ名前ばっかり!性別不明…なんていうのと同じモノを感じます。消耗品なら期間限定でイイけれど、とにかく一旦落ち着いて考えましょう。
【筆記用具、ノート、名札、上履き、お箸・コップ・歯ブラシなど】
こういった消耗品の類は何気にお金のかかるものです。鉛筆・消しゴム・ノートだけで5,000円/年は使うでしょう。
毎月かかる費用
【給食費】
3,500~4,000弱/月で年4万円程度。当然ですが、欠席・早退などで食べない日があっても金額は変わりません。インフルエンザの流行などで出席停止になっても同じです。
ときどき払うお金
給食費以外の集金、年度始めの集金、何気に侮れない不定期の集金と、様々な出費があります。
実際にはどんな費用がどれくらいかかるのでしょうか。細かく見ていきましょう。
毎年決まった時期にある集金
- 教材費、社会科見学・遠足代
- 学年によっても違いますし、同じ学年時でも、その年によって違いがあります。
ちょこちょこと集金され、無いときは暫く無いものの続くときは続く…わりと一貫性のない出費です。
大まかに計算すると、だいたい12,000~15,000円/年、多くて20,000円程度/年になります。 - スポーツ振興センター保険料
- 学校管理下で怪我をしたり熱中症になったときのために加入します。保険料は多くが公費で賄われるため、家庭の負担は400~500円程度/年。
<参考記事>学校で入る保険-スポーツ振興センター - PTA会費
- 学校・地域によって多少違いますが、一家庭につき3,000円程度/年を一括集金。
その他、金額の一定しない不定期の集金
- 教材費、社会科見学・遠足代
- 学年によっても違いますし、同じ学年時でも、その年によって違いがあります。
ちょこちょこと集金され、無いときは暫く無いものの続くときは続く…わりと一貫性のない出費です。
大まかに計算すると、だいたい12,000~15,000円/年、多くて20,000円程度/年になります。 - 修学旅行積立金
- 旅行先にもよりますが、1泊なら2万円程度だと思います。ただし、バッグやタオル・パジャマなどの持ち物を買い揃えたりお土産代を持たせたりするので、集金とは別の出費があります。
- 卒業積立金
- 学校によって違いがあると思いますが、目安としては6年生になってから5,000円/月で計5万円程度。中には全額を一括集金する学校もあるようです。余りは返金されたり、学校の備品寄贈に使われたり…。
教材などの購入
算数セット、体操服、水着、定規、コンパス、虫メガネ、九九カード、国語辞典、掃除用三角巾、リコーダー、習字道具、裁縫道具……と、いろいろ買わされていきます。
実際にはほとんど活躍しないようなものを無駄に買わされることもあります。遠足や社会科見学のあとには写真の販売もあります。
そして、公立の小学生はなんといっても私服にお金がかかります!幼稚園の制服に慣れていると、入学して急に洋服代がかさむように感じるかも!