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「戌の日」の後悔
妊娠5ヶ月目の「戌の日」といえば、妊婦が初めてお腹にサラシを巻く日。安産を願って神社にお参りに行き、そこでサラシをもらったり祈祷してもらったりする。
コルセットタイプやガードルタイプ・腹巻きタイプなどがあって、毎日サラシを巻く妊婦は少なくなっていますが、妊娠中の行事として「戌の日」には神社へ行くのが通常の慣わし…
でもコレ、みんなやってるの?
「そんなの金かかるからやめろ!」姑の反対
長男妊娠中。私も当然、その日をカレンダーでチェックしていました。当時はまだ働く妊婦。平日だけど仕事を休んで行こうと思っていました。
ところがその1週間前、夫と私と姑の3人で食事をしていたときに私がその話をしたら、姑は間髪入れずに
「そんなの金かかるからやめろ!」
出た、得意の命令口調がっ!慣れてはきたけど、事ある毎に炸裂するその無神経極まりない言動には反吐が出る…。
姑の話によると、神社でサラシを買うと1万円くらいかかるというのです。調べたワケでもない、何の根拠もないくせに…
私の知人からは「タダでやってもらった」「3千円くらいだった」などと聞いていたので、姑の1万円情報は信じられませんでした。
そもそも私にしてみればお金の問題ではありません。これから生まれてくる我が子のために1万円をケチる気はなかったし、なにも姑にお金を出してくれと言ってるわけじゃないんだから自由にさせてくれ!ですよ。
私は「でも一応やっておきたい」と言いました。それでも姑は
「サラシなら私が安く買ってきて巻いてやる!」「そんなことしなくても子供は生まれる!」
などと強く主張し、私の計画は断固反対されてしまいました。
いや、
そーゆー問題じゃない
っつーの!サラシ巻くこと自体が目的じゃないワケよ。やっぱこの人、普通じゃないよねぇ。。。孫が生まれるっていうのにその言いぐさはないでしょう。反対というより、「やめろ!」と命令ですからね。
…で、結局その「私が安く買ってきて巻いてやる!」だって言うだけ言って何もせず、私は行動チェックされてホントに何もできずに終わってしまいました。
精神の安定を尽く邪魔する鬼畜姑
こういうことも自分の実家に相談してイロイロ導いてもらうのが普通なんでしょうけど、なにせ私には実家がない…マトモな親がいない…。
私はやはり納得できなかったので、後日、近場で安産祈願のお守りを買いました。でもサラシは無し。
要は気持ちの問題であって、お参りをすること自体が重要であって、その自己満足こそが精神の安定を助けたりもするわけですよ。
つわりでゲーゲーいってるときには隣で煙草を吸いまくり私に向かって煙を吹きかけて「気持ち悪いのは神経質だからだ!」「お腹の中の子にも慣れさせろ!」などと悪魔の暴言を吐き、 安産祈願は「金がかかるからやめろ!」と命令する姑…もはや鬼畜と言っていい。
コレ、実話ですよ実話!!!
ホント最低…
何もできなかった「戌の日」の後悔
後から思えば、姑が何と言おうと、私と夫だけで黙ってお参りに行けば良かった。そもそも姑にそのことを話したのが大きな間違いでした。
長男が逆子になりその首に臍の緒が巻きついて苦しめてしまったのも、それで帝王切開になったのも、すべて姑のせいだとまで思ったこともあります。
でも勿論それは違う。最終的に悪いのは姑ではなく私自身。自分のことなんだから、誰に何と言われようと、やりたいようにやっておくべきでした。
もしも 私が帝王切開ではなく普通分娩で安産だったなら、戌の日にお参りに行かなかったことなどスッカリ忘れていたかもしれません。 逆にちゃんとお参りに行っていたら、たとえ帝王切開になっても難産だったとしても、後悔は無かっただろうと思うのです。
後悔先に立たず…
まぁしかし、そんなデリケートな心境になったのも一人目だったからでしょうか。次男妊娠時は「戌の日」の存在さえ忘れ、そんなのどうでもよくなっていたんですから。勝手なモンです、ハイ。
それにしてもあの姑はマジでクズだと思う。その後も姑のこういった無神経な暴言や鬼畜行動は変わらず平常運転、枚挙に暇がありません。