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放送大学の年間の流れと学生視点のコツを本家ウェブサイトよりもわかりやすく解説してみる
放送大学は自宅で学べるというけれど、どんなスケジュールになってるの?
そんな疑問をお持ちの方のために、学生視点のポイントとコツをわかりやすくご紹介します。
まずは年間の流れを掴もう
まずは基本から。
放送大学も普通の大学と同様、2期制になっています。ただし「前期・後期」ではなく、1学期・2学期と呼ぶのがポイント。
もちろん、高校までのように始業式や終業式などというものはありませんし、放送科目だけを履修する場合は基本的に単位認定試験の時にしか学習センターへ行くこともなく、その単位認定試験は学期末よりもかなり前に行われるので、この区切りは形式的なものという感じです。
1学期:4月~9月、試験は7月末(結果発表は8月半ば)
2学期:10月~3月、試験は1月末(結果発表は2月半ば)
というわけです。
では、この基本に必要な事項を加え、1学期と2学期を併せた年間の流れを見てみましょう。
もちろんその年によってちょっとずつ違いますが、まぁ大体こんな感じです。
学費の振り込みには手数料がかかるので金融機関よりコンビニのレジ推奨
履修科目登録の機関が終わると、数日後には 振り込め用紙 振込用紙が送られてきます。
ここだけは仕事が速い!(笑)
で、その学費払い込みには手数料がかかるわけですが、
ご覧の通り、コンビニ推奨です。。
ネット上で散見する単位認定試験の合否を正式通知前に知る「裏技」とやらを試したら本当だった
これは放送大学の学生の間ではもうよく知られていると思いますが(たぶん)、ネット上でよく紹介されている”単位認定試験の合否を正式通知前に知る裏技”を試してみたんですよ。
必要性を感じたときにググればいくらでも出てきますからココでは敢えて説明しませんが…
あれはホントにホント、皆さんが仰る通りです。
ちょっと難しそうor苦手な科目は履修する前の学期に試験問題をプリントアウトしておくを役に立つ
別記事でも書きましたが、基本的に放送大学教養学部の履修科目は簡単です(個人的に)。しかしごく一部、ちょっと手応えのある科目も用意されていまして、不合格は無いにしてもA評価以上を狙いたい場合や、そもそも苦手という方に、是非オススメしたい方法があります。
放送大学の学生が利用できる「キャンパスネットワーク」というオンラインシステム
この「資料室」には、直近2回分の単位認定試験問題・解答等(PDFファイル)が公開されています。
これらは時期が過ぎれば新しいファイルに更新されてしまいます。ですから、まだ実際に履修しなくても、この先いつかは履修するだろうという科目を予め想定しておき、先にプリントアウトしておくとよいでしょう。
難しい(苦手な)科目といえども、数回分の試験を見れば似たような問題が繰り返し出題されていますから、試験対策の学習に大いに役立ちます。
ごく一部ですが、この「量子と統計の物理」のように、敢えて問題だけを公開し、解答は非公開にされている科目もあります。問題や解答を丸暗記するのではなく、本当にきちんと勉強し、考え、習得してほしいというねらいがあるようです。
私はこのほうが俄然やる気が高まって燃えるタイプなので、もっと増やしてほしいと思いました。
逆に苦手な方は、科目選択の際「これは自分には無理そうだ」という場合の判断材料にもなるでしょう。無駄な履修を避けるためにも、過去問題を有効利用しましょう。
学費の振り込み期限が迫ってくると放送大学から電話がかかってきてちょっとウザイ件
学費の振り込み期限はわりとゆとりをもって設定されていますが、早く振り込めば教材も早く送られてきます。
まだ期限前だから今度でいいや…とか思っていると、そのうち放送大学から電話がかかってきて「学費の振り込みがまだのようですが…」「だいたい〇日頃までにお支払い頂ければ教材の発送を…」云々という話をされます。
忘れている人もいるかもしれないのでその防止策として有効なのかもしれませんが…
電話に出なければ留守電にメッセージ録音されちゃうし、留守電OFFにしてればまた掛けてくるし。。
正直、ちょっとウザイです(笑)
全員に電話してるかどうかはわかりませんけどね。。
それからこれは憶測ですが、期限を過ぎてしまってから振り込んでも、入金確認がされ次第ちゃんと教材が送られてきて何事もなかったように普通に履修できるようになってるんじゃないかと思います。ただし面接授業やオンライン授業ならその講義日程が、また放送授業の場合でも通信指導の提出期限がありますから、それに間に合わなければ単位は取得できませんね。。