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子どもの病気から得た教訓
長男が小さい頃は病弱で、様々な症状に右往左往しながらの育児をしていました。
なかなか相性のよい医者を見つけられずに何度も病院をハシゴするうちに得た、私なりの教訓をお話します。
その1.信頼できるかかりつけ医を見つけておくべし。
健診や予防接種ならばどの小児科でも良いと思いますが、病気の兆しがあったときに(症状の悪いときは尚更)ただ薬をくれるだけの医者はダメ!
それから、産婦人科をやってるついでに小児科の看板を掲げているような病院も、症状が重いときは避けましょう。
何の病気なのか?原因は何か?これからどうなるのか?どんな薬を出すのか?…等々、丁寧に説明してくれる病院を探しておきましょう。
その2.尋常でないと思ったら、すぐに大きな病院or小児科専門病院へ行くべし。
必ずしも大病院が良いというわけではありませんが、血液検査やレントゲン撮影などの設備が整い、その場で待っていれば結果が出るような、患者受け入れ体制の整った病院のほうが便利で安心です。
長男が白いウンチをしたとき、いつも行ってる近所の個人病院へ行ったのは間違いだった!
次男の真珠腫性中耳炎も、あんなに悪化する前にもっと早く病院と変えるべきだった!
という反省から…
その3.医者の診断に少しでも疑問・不安があったら、勇気を出して言うべし。
どんなに地位のある医師でも、どんなに大きな病院に勤める医師でも、病気の診断を誤ることはあり得ます。
私の身内には、幼い頃に発熱し病院で「風邪」だと誤診されて脳に障害が残ってしまい自分の親のことも理解できなくなってしまった人がいます。結婚も出産も、仕事に就くことも、言葉を話すことさえも…全ての可能性を絶たれてしまったのです。
あなたの大切なお子さんも、医師にとっては大勢いる患者のうちの1人でしかない。子供のことを一番良く知っている母親として、その医師の診断に少しでも疑問や不安を感じたら、勇気をもって発言しましょう!そして納得がいくまで医師に説明を求めましょう!
その4.ちょっとした体調変化であっても、細かくメモしておくべし。
できれば1歳までは、育児ノートをつけた方が良いでしょう。下痢・発熱はもちろん、ウンチの回数・状態や機嫌、睡眠時間なども日記のように書いておけば、そのうち役に立ちます。
病院では
『いつから?』『何回?』『何℃?』
というように質問されます(普通は)。そこで自信をもって即答できるようにしておきましょう。母親が「わからない」「忘れた」では、お話になりません。
その5.子供が食べたものは100%把握しておくべし。
母親が子供の食事内容を把握することは、とても重要かつ必要なことです! 実家などに子供を預けた場合にも、どんなモノを食べさせたのか聞いておきましょう。
その6.下痢をしたら、面倒でも座浴させるべし。
下痢を繰り返すと、赤ちゃんのお尻は真っ赤に腫れあがってしまいます。そうなれば当然、痛くて泣くでしょう。可哀相だし、それで一番大変になるのはママです。面倒でも、ウンチのたびに座浴させて塗り薬やパウダーで対策してあげましょう。
その7.変なウンチは捨てずに病院へ持参すべし。
ただの下痢じゃない・尋常じゃないウンチが出たら、そのオムツは捨てずにビニール袋に入れて病院へ持っていきましょう。これが重要な診断材料になることもあります。
その8.普段から子供の様子をよく観察すべし。
パパ・ママが子供のことをよく知っていなければ、重大な変化を見逃してしまう恐れがあります。それが後から大変なことになる可能性もあります。とくに赤ちゃんはグズったり泣くことでしか苦痛を表現できません。いつも側にいて観察しているママならその変化に気付いてあげられるはず。
ただ世話するだけではなく、子供に興味を持って何でも知る努力をしましょう。自分で産んだ子だという自覚をしっかりと持ち、自分が一番よくその子を知る存在でいましょう。