モウコハン。

   

重度のつわりと戦う

病院で第1子妊娠を確かめた日、初めて「つわり」がありました。

このとき妊娠7週目。つわりの程度や期間は人それぞれ違うというけど、私はかなり重度で、しかも長く、苦しい思いをしました。

スーパーが地獄と化す

なんたってこの時期につらいのが食材の買物です。

まずスーパーの中へ入るのがつらい。できることなら店を出るまで息を止めていたいくらい!食べ物を想像しただけで吐きそうになるから、なるべく他のことを考えながらハンドタオルで口を押さえて入ります。でも店内に一歩足を踏み入れると、たちまち色んなニオイが襲ってくる…。

今日は何を作ろうか?なんてことよりも、一刻も早く店を出ることばかり考えてしまうから、妊婦のくせに小走りです。

私の場合、なぜかチーズインのウィンナーが一番ダメでした。妊娠前は好きで食べていたのに、つわりが始まってからはウィンナーの中から溶け出したチーズがタラ~リと出てくるのを想像しただけでもオエッ!となってしまうように。。だから、そのコーナーへ行くとチーズインウィンナーを見ないように見ないようにと視線をそらしながら目的の商品を探すのです。

でも毎度そう上手く避けられるものではなく、ちょっと油断するとチーズインウィンナーを見てしまうこともあります。そしてそのパッケージには、私が最も吐き気を感じるあのタラ~リチーズの画~!!それを見てしまったら最後…数時間は立ち直れません。

お惣菜コーナーもかなりの強敵でした。私はそもそも出来合いのお惣菜は買わないので、そこには用がありません。でも大抵のスーパーでは、お惣菜コーナーの向かいに私の大好きな漬物コーナーがある…重度のつわりで食べられるものが限られている今、私は漬物のために勇気をふりしぼってそこへ行かなければならないのです! 近寄る前に目的の商品を決めておいて、それに向かってまっしぐら~!

…疲れる。

味覚と嗜好の劇的変化

私の人生において、食べ物の好みがこれほどまでに変わったのも初めてでした。

私はもともと甘い物が苦手でした。ケーキを食べたいと思うことなど年に一度あれば良い方で、食べたとしても、チーズケーキのようなアッサリ系を1個食べるのが限界でした。 ところが妊娠してからは急に、甘い物が食べたくて食べたくて我慢できなくなってしまいました。

当時はコンビニで朝食を買って職場で食べるのが常で、おにぎり1個とお茶だけというのが定番でしたが、 妊娠してからは知らず知らずのうちに毎回甘味コーナーで立ち止まるようになり、そしていつの間にやらプリンやケーキが朝食のメインになっていました。

毎朝必ずプリンやらケーキを買っていく私。あり得ない行動に自分自身が一番戸惑う…。

煙草の恐怖

なんといっても一番辛かったのは、煙害です。

【関連記事】

「つわりを考える」

煙草の恐怖

それは煙や臭いだけではありません。道を歩いていると、タバコの吸殻が当たり前のように落ちている…それを見ると吐き気が襲ってきました。 とくに駅周辺の歩道なんか歩いていると嫌でもタバコの吸殻を見ることになってしまいます。中にはまだ火がついたままで煙が出ているものもあって本当に、本当につらかった…。

また、すれ違いざまに「ガガガーーッ ペッ!」と痰を吐くオヤジも大敵!あんな汚い音を聞かされたら妊婦でなくとも気持ち悪くなるのに、つわりに苦しむ私には悪魔としか思えませんでした。

重度のつわりに休憩なし!24時間戦う

とにかくつわりの時期は24時間、寝ても覚めても、何をしていてもずーーーーーーーーーーっと吐き気と戦っていました。それは一瞬たりとも私を休ませてくれません。

夜中はどんなに熟睡していても突然の強い吐き気で目覚めるし、起きていれば何をしていても吐き気、吐き気…そしてまた吐き気。


それから、つわりで困ることがもう一つ。

その頃の私は受付の仕事をしていました。来る日も来る日も、朝から夕方まで受付に座って事務やら接客をします。

妊娠しているとはいえ受付嬢がアカラサマにオエッ! とやるわけにはいきませんから、はじめのうちは常に手元にハンドタオルを置き、吐き気を感じたらすぐに口を押さえて下を向き、何か書き物でもしているかのように装っていました。

そしてだんだん慣れてくると、オエッ!とやるときに表情を変えないワザを身につけました。どうしても少し涙目になってしまったりするけど、もし誰かに見られていてもその人の気分を害することはないでしょう。 ましてや私が吐き気に襲われていることなど誰も気づくまい………。

【関連記事】
「つわりを考える」

長かったつわり

結局、私のツワリは7ヶ月末まで続きました。普通じゃない…とても長かったのです。

本当に一番つらかった時期には「こんなにつらいならもう二度と妊娠なんかしたくない!」なんて本気で思ったこともあったくらいキツイものでした。 もし私が専業主婦で一日中ひとりで家にこもる生活だったら、ツワリの苦しみはもっと辛かったでしょう。 仕事をしていたから気が紛れたのです。忙しければ忙しいほど、私自身は楽でした。

だから、もし妊娠を機に仕事を辞めようとお考えの方がいたら、せめてつわりが治まるまでは働くことをお勧めします!

ママゴコロ
関連記事
ページのトップへ戻る